[概要]
著者名 青木純、明石卓巳、いしまるあきこ、伊藤菜衣子、伊藤洋志、加藤渓一、木下斉、河野直、島崎賢史郎、嶋田洋平、島原万丈、ナカムラケンタ、馬場正尊、馬場未織、林厚見、迎川利夫
監修 HEAD研究所フロンティアTF
編集 フリックスタジオ(高木伸哉+井上倫子)
編集協力 平塚桂、深澤晃平
デザイン prigraphics(清水肇+竹内緑)
編者 日経アーキテクチュア
発行 日経BP社
印刷・製本 図書印刷株式会社
判型 A5タテ
頁数 240
言語 日本語
発行年月 2014年12月
本体価格 2,300円
ISBN 978-4-8222-7491-7

 
[目次]
大学で建築を学んだけれど
Introduction
人口減少によって建築が余る時、どう働くか(島原万丈)
二地域居住で、生きることの身体感覚を取り戻す(馬場未織)
仕事を切り口に場所をつくる(ナカムラケンタ)
建築の魅力を伝えるために、色々なシゴトをする(いしまるあきこ)

Discussion
建築を学んだから見えた社会とシゴト

自分のシゴトは自分でつくる
Introduction
独立しているのであれ、組織の中にいるのであれ、楽しく、ごきげんに働くとはどういうことなのか(島原万丈)

Presentation
元手をかけず、ひとりでもできる「ナリワイ」を増やしながら無理しない生き方に(伊藤洋志)
現場を見て、自分の頭で考える。高一で飛び込んだ商店街での体験がシゴトに(木下斉)
今あるものに対する物足りなさに自分で「つくりたい! 」という思いがかき立てられた(島崎賢史郎)

Discussion
アプローチの仕方は、人それぞれ 目の前のことに臆せずにぶつかることから(コメンテーター:ナカムラケンタ)

未来の工務店のすがた
Introduction
日本の住宅の八割をつくっている工務店の未来はどうなるのか?(島原万丈)

Presentation
妄想から打ち上げまで。住まい手と一緒に楽しむライブのような家づくり(加藤渓一)
丁寧な暮らしをともにつくる、住まい手参加型家づくり(河野直)
「箱づくり」と「場づくり」を分けて、住まい手と工務店の幸せな関係をつくる(迎川利夫)

Discussion
設計から施工までを新たなニーズに合わせて再編する(コメンテーター:馬場正尊)

家守という、古くて新しいシゴト
Introduction
建築という分野の仕事としての可能性は今まさに広がる機を得ている(島原万丈)

Presentation
賃貸住宅の大家のシゴトには大きな可能性があって、暮らしとまちを変える力がある(青木純)
「高品質低空飛行」をモットーに金を稼ぐためだけに働くのはやめる(伊藤菜衣子)
エンドユーザーを喜ばせることが、やがてビジネスになるのは、まちも同じ(明石卓巳)

Discussion
まちや社会がうまく機能していないから、家守的なシゴトを自分で始めている(コメンテーター:嶋田洋平)

Epilogue
建築業界の境界線に広がる、主体的に生きるための働き方(嶋田洋平)